愛は勝つ

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私が尊敬している人に
共通しているのは
ギブ&テイクじゃなくて

「とにかくギブギブギブ」

だということ。

しかし実を言うと
いまいち納得できない
部分があった。

理由は単純。心の根底に

「傷つきたくない」とか
「損したくない」とかいう

不安や計算があったからだ。

なので

「自分も見返りなどせず
ギブギブギブ出来る
大きな器な人になりたい! (・`ω´・ )」

と思いつつも
実践できない自分を
クズなやつだと
諦めていたのだが

「私は彼の良いところも
悪いところも、全ての部分が
大好きです。でも、もし生まれ変わったら
彼には会いたくない。出会えば又好きに
なってしまって大変な想いをするから」

というような内容の
樹木希林さんの言葉を
先日どこかで見かけた時に
あっ!と気付いた。

愛を与えるというのは
覚悟なのだと。


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彼女の旦那さんは、
ご存知、あまりにも
ろっけんろーるすぎる
自由奔放で野生的な
性格のおかげで
法にも触れて問題を
起こしてしまい


子供や孫にも口を
聞いてもらえないという
困ったじーさん(失礼)の
内田裕也さんだが


彼女の彼に対する
愛というか覚悟というか
そういうものが
突き抜けている。


そして、内田さんが
離婚しようとした時に
断固断った理由を
聞かれると


「あんな男を放っておいたら
もっと迷惑を掛けるから、
自分がいる事で最後の一線を
越えさせないようにしているんだ」



というようなことを
おっしゃられていた。


また、新婚時代も
内田さんのDVのために
包丁を何本も買いに行ったり
電話の受話器で殴り返したり


別居してからは
内田さんが来ると
110番をかけたり、


婿殿にラグビータックル
してもらって鉄パイプを
手に隠し持って対応したって。。。


凄すぎる。



鉄パイプ事件の真相


猛獣使い的な愛なのか、
はたまた神や仏に近い全てを
受け入れた慈悲なのか。。。


そりゃあ
愛されないよりは
愛される方がいいけれど

人間として最後に勝つのは
徹底的に愛し尽くした人では
ないかという気がする。

内田さんのような
クレイジーな暴れん坊では無く
母には決して手を上げたことは
なかった私の父だが

非常に自由奔放な人で
トラウマな幼少時代を
送っているために
困っている人を助けずには
おられないような
お人好しなところがあり
人に騙されたり
利用されたりすることも
あった。

また何故かしら女性には
昔からモテていたらしく
そっち方面でも
いろいろとあった。

そんな彼は私の目には

「根は良い人ではあるが
聡明ではなく、自分勝手で
最終的には母親に迷惑をかける
困った人」

という風に映っていたので

成人後、私は二人が
離婚して、母がもっといい
相手と出会えばいいのになー
と思っていた。

しかし、
なんやかんや言っても
うちの母は父が好きらしく

父にとっても母は
唯一どんなことがあっても
彼を愛し続けた人であり
誰よりも感謝している人だからと
最後の修羅場を超えた後で
心を入れ替えたらしく

今は二人で幸せな老後を
送れるように一生懸命に
頑張っている。


うーむ。。。


やはり最後には
愛が勝つのだろうか。


杏・「愛は勝つ」(20:30あたりから)



おまけ:

ちなみにこれをきっかけに
今更ながら樹木希林さんが
最優秀女優賞をもらったという
「わが母の記」という映画を
観てみた。


Screen Shot 2015-04-03 at 10.22.33 AM


観ているものに
演じていることなど
忘れさせ、作品の世界に
引きずり込んでしまう
演技力とでも言うのだろうか


後半の樹木希林さんの
演技が衝撃的だった。


素晴らしいものを
観せてもらったという
感動で胸が轟いた。


天才というのは
こういう人のことを
言うのだなと思った。


同じく毎回その演技力に
感心しているベテランの
実力派俳優・役所広司さんも
素晴らしく、完全に魅了された。


今回、時々さらっと
流して観てしまった部分が
あるので、もう一度最初から
気合い入れて観ようと思っている。


役者さんの演技を
しっかりと味わうために
観直そうと思った日本映画は
おそらくこれが初めてだ。


これも(役者さんや
映画を作った人らの)
愛が勝つ証拠かもしれない。


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